コロナに感謝している話

 

 

コロナに感謝している

最悪 すみません

もちろん現場の方々の頑張りや苦しさは理解しているつもりだ、というか親が医者です。親が医者だぞ、強いだろ

いろいろな人たちのいろいろな苦悩や生死や矜持や人生を分かった上で、それでもコロナに、というか現在の社会に感謝している 22年間の人生の中で一番満ち足りているかも知れない

 

僕が今まで生きてきた社会

それがいま僕以外が生きている社会だ

22年間余すところなく生きづらかった、生きづらいと程のいい言葉でまとめられないほど 勉強が苦手なわけでも学校が苦手なわけでも人間関係の構築が苦手なわけでもない、(決して得意なわけではない)

けれどもとにかく生活全般が嫌いで、苦手で、死ぬことを許されず、常に焦燥感や罪悪感に追い立てられ、少しの世界と人間関係をかすがいに保ってきた 薬を飲んでも酒を飲んでも、それは(辛い状態+麻薬)の状態に過ぎずイコールで正常になる訳もなく

分かるだろうか、分からないだろうな

いま、僕以外が感じている感情は、僕が今まで感じていたもの、そして今僕がようやく手放すことができたもの

 

ずっと思ってた 

1日でいいからみんなが僕になったらって

そしたら社会はもう少し優しくなるのではないかって

 

 

物事が思い通りにいかなくて筋道が立てられなくて苛々する、錯綜する情報に右往左往する、家から出られない鬱屈、娯楽のない退屈、

 

何かをしないことが求められる社会 それは僕が唯一できること

著名な人たちがこぞって、何もせず家で空虚を過ごしたことにお礼を言う 行動や外的な気持ちが嫌われる あべこべの世界に来てしまった 僕はあべこべだったんだ

 

 

世界がずっとこのままならいいのにな 

経済も政治も知ったことじゃない この無責任ですべてが滅んだとしたら最高だ

 

毎日心から笑って涙することが出来るようになった

このまま終わってもいいぐらい満ち足りている