めちゃくちゃ個人的な私怨の話

過去の嫌な思い出をその後の成功体験で克服出来る人と それはそれこれはこれとして一生思い続ける人の両方がいて、僕は圧倒的に後者な訳です

母親のことは大好きで毎日2回以上電話をするぐらいの親密さだけれど、幼少期にされた仕打ちは常に根底にあるし、けれどそれがあるからといって母親に対する感情は現在100%好意的

もっと些細なことだと、小6の頃給食の揚げパンを食べ過ぎて夜中に大ゲロした。そのせいで今も揚げパンが食べられない。いやその後実際何回か食べたけれど、その時の甘さと多幸感とは別に揚げパンのことは敵視している

一度しくじると二度と修正が効かないのが僕の大きな特徴で、そのせいで一方通行にしか進めないRPGな人生

 

 

 

浜○市立○ンサートバンド

人生が今後あと60年も続くなら、その60年間、僕は吹奏楽を聴くことも吹くことも誰かと話すことも出来ない。大ゲロ

実際そんなことはないです。実際僕は今大学の吹奏楽部の部長で、ソプラノサックスを吹き、楽譜を書き、演奏指導をし、客観的に見てもかなり『吹奏楽』をやっているんです。そこに苦しさや恐怖はそこまではない。それでも思い出す、そうするとうん10万の楽器を誰かに投げつけてもいいような、それぐらい自棄になる

私に技術をくれてありがとう、楽譜の速読が出来るのも透いた音が出せるのもすべてあの3年間のおかげ 何もない私に特技をありがとう

音楽があんなに苦しいだなんて、大嫌いになれるだなんて、誰かに明確な殺意を畏怖を抱くことができるだなんて、教えてくれてありがとう

そんな何年も前のことまだ言ってるの?

本当にその通りなんです。「楽しい音楽」を会得出来た今でも毎日思うんです。これから先50年間思い続けるんです

私を軽蔑する同級生の目を、私に敵意を向ける先輩の目を、私に畏怖を抱く後輩の目を 泣いて帰った毎日を ミスするたびに切りつけた左手も ずっとおぼえてる、

あんな部活大嫌いだ

ずっと大嫌いだった

 

 

それ病気だよって笑って欲しい

楽しいこともあったはずだよって思い出させて欲しい

もう昔のことだよと慰めて欲しい

 

音楽なんてだいきらいだ