トトロいたもん

子供の頃って、普通に幽霊とか怪奇現象に遭遇してたよね。それを幽霊だとか怪奇現象だと思わないからこそだと思うんだけれど。

小学校を卒業するぐらいまで、実家の廊下に置いてあったエジプトからやってきたらしい2体の彫刻とは毎日心の中で話をしてたし、少し血が出るぐらいの怪我なら両手で包み込めば治せた。親戚の家に泊まっても夢の中で帰ってお母さんの布団で寝ることが出来たし、10歳の時死んだおばあちゃんとは時々話をしていた。極め付けに小3のときクラス10人の男子に告白された。いやこんなん怪奇現象でしょ。ひとクラスに男子15人程度しかいないんだけど。これは自慢でもなんでもなくて、今となっては集団催眠のひとつだったと思う ブスでも美人でもないぼーっとした田舎の子どもだったし

話逸れたけど、小さい頃って普通に道に幽霊いたし、上に書いたみたいなことが生活の中に溶け込んでたびたび起こってた。

っていうのも、今日小さい頃の夢を見たんだよね。それでそういえばって思い出した。

私には高校生ぐらいまでの記憶がない。ちょいちょい思い出みたいな記憶がないわけではないんだけど、いざ思い出そうとすると困る。だからたまに、私胎内記憶があるんだよね〜みたいな人を見ると何言ってんだって思うぐらい

私の記憶がきわめて薄いのは患ってる病気とかそのために服薬してる薬の副作用が要因なんだけれど、昔は魔法じみたことが出来てたな〜て思い出したら、もしかして幼少期の記憶が失われているのはなにか重大な事件に巻き込まれたりしたからなのかもって考え始めた。

たのしい